〈東北福祉大学・プロジェクト実践活動を終えて〉
東北福祉大学の授業の一環として、6/17、7/8の2日間にわたり、東北福祉大学福祉行政学科の学生19名に地域活動に参加いただきました!
第1回は6/17(土)に北町北一町内会茶寿の会への参加と北町北一行政区平区長さんとのまち歩と2班に分かれ活動しました。
1班は北町北一町内会茶寿の会へ参加いただき、レクリエーションを一緒に行ったり、茶寿の会参加者に北町北一地区での暮らしや、疑問に思ったことなどのお話をしながら交流を行いました。
2班は北町北一行政区平区長さんと北町北一地区を実際に歩き、地域の特徴や社会資源、地域が抱える課題など、説明を受けながら学生自身にも発見してもらいました。
その後、それぞれが発見した気づきを一枚の白地図に書き起こし、共有、発表を行いました。
午後はGAKUVOLAおおさきの学生ボランティアさんと一緒に、第2回の際にお渡しする手作り風鈴を思いを込めて作成いただきました。
今回、学生の皆さんに北町北一地区での活動に参加していただき、住民同士の平時からのつながりについて知っていただくことができました。
第2回は7/8(土)に高倉地区の見守り訪問活動と矢目行政区奥山区長さんとのたかくら巡りの2班に分かれて活動しました!
見守り訪問活動でもある、高倉地区防犯友愛訪問活動は、高倉支部社協と高倉地区防犯協会、民生児童委員の共催により地域内のひとり暮らし高齢者の方々、高齢者のみの世帯の方々(70歳以上)を対象とした、見守り活動、防犯活動を行い、安全安心な地域社会づくりへの取り組みを長年に渡り取り組まれています。
今回、1班の学生には手作りの風鈴を手渡しながら防犯友愛訪問活動に一緒に参加いただきました。民生児童委員の皆様や防犯協会の皆様が対象者宅を訪問すると、「いつもありがとうね」等の声が聞かれ、地域住民同士での顔の見える関係づくりが生み出す、信頼関係や暖かみのある関係づくりの様子を見ることができました。
2班の学生には、矢目行政区奥山区長さんと矢目地区内を実際に歩き、過去の水害で決壊した箇所や、被災当時の様子、さらに昨年実際に被災された方の生の声をインタビューするなど、被災から普段の日常へ戻るまでの様子についても知ることができました。
今回、学生の皆さんに高倉地域での活動に参加していただき、住民同士の平時からのつながりが災害時にもつながることについても知っていただくことができました。
社会福祉協議会としても、地域でのこういった活動に参加させていただき、各地域が行っている活動を知る機会を今後も増やし、地域支援につなげていきたいと思います。